『親愛なる僕へ殺意をこめて』は二重人格の主人公、浦島エイジが冤罪の父の事件を解決し、それに付随する周りの人達を変えていく物語です。
浦島エイジの父は冤罪後、猿渡刑事により殺害され、その後母は自殺。
身寄りの無くなったエイジを引き取ってくれたのが父の保護司だった浦島亀一です。
「浦島亀一 ネタバレ」と検索ワードで浮上していますが、彼は一体何者なのでしょうか。
穏やかな性格でエイジが畑中葉子の殺害疑惑をかけられた時も、うちの息子がそんな事をするはずが無いと、エイジを信じていました。
しかし、それは全て演技だったのです・・・。
「親愛なる僕へ殺意をこめて」の亀一の正体は何者なのか、亀一の行動を考察し、伏線回収もしていきます!
親愛なる僕へ殺意をこめてネタバレ!亀一の正体は?
遠藤憲一:秋ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」で“初共演”山田涼介の義父役に 「この勢いで全メンバーとの共演を」 #遠藤憲一 #親愛なる僕へ殺意をこめて @shinboku_cx https://t.co/UiPKQ9KDSo
— MANTANWEB (まんたんウェブ) (@mantanweb) August 17, 2022
実はエイジの父が起こしたとされる事件の真犯人こそ、この浦島亀一だったのです。
さて、浦島エイジの父が起こしたとされていたLL事件の真犯人は浦島亀一でした。
LL事件の全貌を紐解いていきます。
浦島亀一とその手口
浦島亀一は浦島エイジの義父です。
エイジの父、八野井真の保護司をしていた過去があります。
真はクラブを運営しておりそのクラブで働く、諸事情を持った女性たちを支援していました。
新天地でのサポートは保護司の経験がある亀一にお願いしていました。
幸せな未来へ送り出したはずでしたが、その後を任せた亀一に拷問の上、殺害されていたのです。
浦島亀一が真犯人!
エイジが真犯人は義父、亀一だと気付くきっかけは2つあります。
アリバイ工作
まず、浦島エイジの別人格B一は当初から亀一を容疑者の1人として疑ってきました。
が、その日から15年、亀一はボロを出すことなく、実の息子のように優しく育ててくれました。
しかし、亀一が犯人だと知っていた雪村京花がB一に協力したことにより、事件時のアリバイが崩れてしまいました。
痛覚麻痺
亀一は痛覚麻痺により、痛みを感じない体になります。
伏線として亀一はいつも包帯をして生傷が耐えない様子を垣間見せています。
その様子を見て今までの記憶が結びつき、エイジがハッ!と気付きます。
親愛なる僕へ殺意をこめてネタバレ!亀一を考察
穏やかな笑顔でエイジを大切にしている雰囲気を漂わせていた亀一。
その裏の顔は残虐事件を起こした真犯人。
亀一の事件を起こした理由を考察します!
LL事件
亀一は痛覚麻痺により、人生のどん底を味わいます。
そんな時、他人の感じる痛みによって自分は生きていると実感することに気付き、拷問を始めます。
どんなに自分を傷つけても何も感じない、その空虚感に襲われていた彼の唯一の光になってしまったんでしょうね……。
事件の思わぬ副産物
LL事件で生きていく希望を見出した亀一でしたがそれも長くは続きませんでした。
LL事件を自身の作品と捉えて八野井真を主人公にあげ、神的扱いをする人をはじめ、事件が話題になることで特別感に浸りました。
エイジをそばに置いた理由と実娘への影響
最後は父が犯人になったことで家族を失い、二重人格になったエイジを引き取り、エイジの復讐に取り憑かれた人生を1番近くで観察します。
これが彼の1番の生きがいになったと言っても過言では無いでしょう。
自身の娘が復讐の連鎖に巻き込まれていくのでさえも楽しんでいたのかもしれません。
またエイジが自分が犯人だと気付き復讐してくることも、シナリオに描いて心待ちにしていたと思われます。
エイジに直接手を下されることは、もはや最高の人生の終わり方だと考えていたかもしれません。
親愛なる僕へ殺意をこめてネタバレ!亀一を考察!正体は何者なの?まとめ
「親愛なる僕へ殺意をこめて」がドラマ化?…これは難しいぞ…原作の魅力は圧倒的な画力と「間」!特に京花ちゃんや浦島亀一の「闇の表情」を表すことが出来るか?(個人的には京花ちゃんは浜辺美波さん・亀一は西島秀俊さん、桃井刑事に水野美紀さんというイメージだが)
— ATAKOT17 (@ATAKOT17) July 31, 2022
『親愛なる僕へ殺意をこめて』の主人公の父が起こしたLL事件の真犯人は浦島亀一でした。
そして復讐に取り憑かれた浦島エイジを引き取り、その様子を1番近くで見物することが生きがいになりました。
痛覚麻痺によって精神病を抱えたであろう亀一は自身の死など恐れていないようにみえます。
復讐の連鎖を終わらせないことが彼の本望になっていたと考察します。
そんな亀一は、ドラマではどのように描かれるのでしょうか。
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